テレビ屋はテレビオタクが嫌いだ。先輩の作家がそう言っていた。
「(手動かさずに口ばっかり動かして適当な事をいいやがって、、、)ということだろうか。
正直、理解に苦しむ。いいじゃない別に。
コッチだって口ばっかり動かしてやろうと。ということでこの記事を始める事にした。
ラジオ・テレビの記事を書いていくことにします。
第一回はNHKラジオ第2「気象通報」だ。
ちなみに現在、家のラジオがぶっ壊れているので「NHKネットラジオ らじる★らじる」を使用した。
NHKもradiko(ラジコ、インターネットで民放ラジオが聴けるサービス)と同じようなものを始めたの
である。
ラジオ体操も、基礎英語も、高校講座数学2も、ステレオ音質で思う存分楽しめるということだ。
こういうのが発達すると、「ラジオサーバー(オリンパス)」のような貴重なAM録音機器が無用の長物
になってしまわないか不安である、、、あっ、今ヤバイっていうオリンパスじゃん!大丈夫かいな。
さて気象通報だが、ラジオでダイヤルを合わせ損ねると、たまに聞こえる番組という印象がある。
ハングル混じりというイメージもある。
とりあえず「ダイヤル式ラジオを使っている人で、聴いた事のない人はいない」番組じゃないかと個人的
には思っている。
この番組を「聴こう!」と意識して聴いたのは今日が初。
これは「海の天気予報」といえば解りやすいか。1日3回放送しているそうだ。
一般の我々にとってみれば、海の天気、風向き、風力、気圧、気温を伝える。それだけの番組。
さて、気になる内容を聴いてみると、、、
「きたのかぜぇ、ふうりょく、さぁん、はれぇ~、じゅうきゅうヘクトパスカル、にじゅうごど」
言い方がなんともバカっぽい。でもこれはとても聴きとりやすい。
この港はこの天気なんだな、波が高いのか~って事はわかる。
それにしても、なんでこんなのをやってるのか?さっそくwikiである。
放送された各地点のデータを『ラジオ用地上天気図用紙(NHK第2 気象通報受信用)』に記入し地上天気
図を作成することにより、天気予報に役立てることができる。(wikipediaより)
つまり「コレ聞いて手書きの天気図を作れ」ってこと。
(何でまた今更手書きなのよ?)と、はじめは思った。だが、よくよく考えてみれば理由は明らかだ。
海の上では、まだまだインターネットや電話回線ではなく、無線が主流なのだ。。
衛星通信なんて、それはそれはトンデモナイ金額がかかる。
だったら、基本的にどこでもつながるNHKラジオの電波を受信して、手書きしたほうがいいわけだ。
地上がどれだけハイテクになっても、海の上では昔ながらの手法が今でも主戦力なのだ。
船の上で聴いている人からの情報を紹介するコーナーもある。「きょうの情報は3件です。」
「オヤジ元気にしてるか!」といったものではなく、さきほどと同じように、風や気圧、気温などを報告
するというもの。
それにしても、全国放送でわずか3件のレポート。彼らは熱狂的「キショツウ」ファンなのか?
最後には、等圧線の位置を東経・北緯の順に言い続ける。これを結べば線が完成するというわけか。
アナログだが、命にかかわるものだから今でも使われている。偉大である。
すごい、すごいぞキショツウ!10年後も20年後も生き続けるだろうなぁ~。
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